どうも、シンです!
Webの資格で認定SEOスペシャリストを保有しています。
ブログは専門性が大事と聞くけれど、自分は経験や専門スキルがないんです…。でもブログを書いてアクセスを増やしたい。どうすればいいの?
こんな疑問にお答えします。
- Googleが求める専門性とは
- 専門性がなくてもブログを始めていい理由
- ブログの専門性を高める方法【体験談あり】
- ブログの専門性を高めるメリット2つ
本記事では、ゼロからブログの専門性を高める方法を解説していきます。

専門性とは、ブログで重要なE-E-A-Tの要素のうちの一つです。
ブログは記事執筆者の専門性がないと、検索上位に表示されにくいです。なぜなら専門性がない状態で記事を書いても、信頼性が低く、記事が読まれないからです。
とはいえ、専門性を高める方法はシンプルです。
この記事をお読みいただくことで、いま全く経験やスキルがない人でも、ゼロから専門性を高める方法やSEOで生き残るために何をすればいいのかがわかります。
Googleが求める専門性とは

まず「ブログの専門性」といっても、人によって定義が若干異なる場合があります。
この記事で言うブログの専門性とは、ずばり「Googleが求めている専門性」になります。
Googleが求めている専門性とは、以下のとおり。
このコンテンツは、確実にトピックを熟知している専門家または愛好家によって執筆され、レビューされていますか。
一応、上記を初心者の方に向けて簡単に説明しますと、
- 「その記事は知識が豊富な人や経験者が書いていますか?」
- 「記事を書いた後にレビューされていますか?」
ということですね。
要は検索エンジンは、ユーザーに価値のある記事を見せたいのです。専門性が高い人が書いた正確な情報が載っている記事を評価する傾向にあります。なぜなら専門性が高いと信頼性が向上し、記事が読まれやすいからですね。
とはいえ、「そもそも、自分には経験やスキルがないから、良い記事が書けない…」と悩む方も多いでしょう。
では専門性がない人はどうすればいいのか?
僕の意見としては、「まずは専門性がなくてもブログを始めてOK。ブログをやりつつ、専門性も同時並行で高めていきましょう。」ですね。
次以降でこの辺り詳しく解説します。
いま専門性がなくてもブログを始めてもいい理由

現時点で自身に専門性がなかったとしても、ブログを書き始めてもOKです。
その理由は以下のとおり。
- ブログを書きながら専門性を高めていけば良い
- ブログを書いていけば知識が増えていく
ブログを書きながら専門性を高めていけば良いから
ブログを書きながら、同時並行で専門性も高めていけばいいですよ。
なぜなら専門性を高めてからだと、ブログを始めるまでに時間がかかるからですね。
もしいま専門性があったとしても、ブログの書き方がわかっていないと、良い記事を書くことが難しいです。
ブログにも記事の書き方やアクセスの集め方など、覚えることがたくさんあります。
なのでブログを実践しながらブログ運営のやり方も学びつつ、同時並行で取り扱うジャンルの専門性も高めるといいですよ。
ブログを書いていけば知識が増えていくから
ブログを書き続けていると、その分野の知識が増えていきます。
まず、記事を書くときに情報をリサーチをする必要がありますよね。
リサーチとは情報をインプットする作業で、これが知識の向上につながります。その結果として、自身の専門性アップにつながります。
これらの理由から、現時点で自分にブログジャンルについての専門性がなかったとしても、ブログを始めてしまって問題ないです。
ブログの専門性を高める方法【体験談あり】

ブログを書くだけでもある程度知識は増えていきます。
ですが、それだけでは根本的にブログの専門性は高まりません。
ブログの専門性を高める方法は、以下のとおり。
- 現実世界でスキルアップする
- ブログで実績を公開する
- 最初はインプットを重視する
- ブログ全体で情報を網羅する
現実世界でスキルアップする
経験やスキルがないのであれば、シンプルに「現実世界でスキルアップ」するといいですよ。
これが、遠回りのようで近道かなと。
自身がスキルアップするメリット
多くの方は、ブログを書きたいけど自分に専門スキルや知識がないから書けないと悩んでいます。
僕自身、ブログを始めた当初、「自分にはこれといって専門スキルがないから、ブログで書くことないな…」って悩んでいた時期があります。
これはブログ初心者なら、あるあるですね。でも悩むだけで実際に「専門性を高めよう」というふうに、行動に移す人は少ないです。
僕自身、なかなか行動できなかったので、そういった人の気持ちがわかります。行動するのは正直しんどいですし、家でゲームしている方が楽しいですからね。
だからこそ、みんながやらないことを自身がすることで、ブログでもあなたにしか書けないオリジナリティのある良い記事を作れるようになります。
独自性の高い記事には価値がありますし、価値がある記事は読者やSEOにおいても良い評価をもらいやすいです。
スキルアップのやり方の具体例
ではスキルアップのやり方について、具体例をあげてみますね。
- ジャンルに関する情報を検索
- ジャンルに関する本を読む
- ジャンルに関する資格を取る
- 副業でジャンルの経験を積む
- 本業でジャンルの経験を積む
上記のとおり。
一番上が、最も行動のハードルが低いかなと。下に行くにつれて難易度は上がっていきます。
まずは最低限の知識を得るためにも、取り扱うブログジャンルに関する情報を検索しましょう。ネットやSNSでOKです。
また、ジャンルに関する本を3冊ほど買って読むのもいいですね。3冊ほど読めばわりと専門知識は増えてくるはずです。
もしあなたがジャンルに関する資格がないなら、資格を取るのもいいでしょう。
資格は取る過程で勉強=インプットするので、知識の向上にもなりますし、資格があるだけでも専門性を証明できます。
あとは難易度は高いかもですが、副業や本業とブログジャンルを一致させるのは効果絶大です。たとえば、ブログジャンルが美容系なら、美容カウンセラーになるとかです。
例をあげるなら、Aさんは本業は事務でブログジャンルは美容系とします。Bさんは本業が美容カウンセラーでブログジャンルも美容系としましょう。
これは読者からしたらBさんのブログの方が信頼できますよね。なぜならBさんは美容カウンセラーとしての経験があるからです。このようなイメージです。
他にも、ブログジャンルがWebライター向けのノウハウ発信サイトなら、副業でWebライティングの仕事をやるとかもいいですね。
僕はこうやって専門性を高めています
一応、僕自身がどのようにして専門性を高めているのかを紹介します。少しでも何か参考になれば幸いです。
前提として、いま僕はブログを2つ運営しています。1つ目はITエンジニア・プログラマー向けのブログ。2つ目はブログ運営ノウハウを発信するブログです(このブログです)
1つ目のエンジニア向けブログに関してですが、まず僕は本業を接客業からITエンジニアに転職しました。そしてエンジニアとしての実務経験を積んでいます。
他にもIT系の資格をとったり、フリーランスとして独立したりしています。
そうして経験を積むことで、ブログでもITエンジニアに関する体験記事を書けるようになりました。

以下は、フリーランスのエンジニアになる方法を実際に書いた記事なので、参考までにリンクを貼っておきます。(2025年9月22日時点で「キーワード:フリーランスエンジニアになるための全行程」で検索順位4位でした)

2つ目の、当ブログについてですが、僕はブログ運営に関する書籍を読んで知識をインプットしています。

また、SEO検定という資格を取るために、SEOについての学習もしていました。(現在はSEO検定を全級取得済み)
SEOは記事を検索上位に表示させるための対策のことです。まさにブログに直接関係のある情報です。
僕はSEO検定を取る過程の学習で、SEOに関する知識を網羅的に学ぶことができました。
他にもWebライティングのスキルを基本から身につけようとしています。ブログ運営に関する情報を発信するなら、ライティングの知識も必要だと思っているからです。

このようなイメージでして、僕は自分自身が知識を増やし、経験を積むことで専門性を高めています。
ブログは誰でも簡単に記事を書いて情報を発信できますが、僕は情報を発信する側に立つなら、「まずは自分がその道のスペシャリストになるべき」と自分に言い聞かせて行動している感じです。
もちろん元から専門性があるジャンルならここまでしなくても良いかもしれません。でも経験やスキルが全くないジャンルを扱うのであれば、このくらいの行動はしても良いんじゃないかなと。
こんなイメージでスキルアップしていけば、徐々にブログでも専門性を発揮できるようになります。
ネット検索で得られるのは経験ではなく情報
ネット検索で得られるのは経験ではなく一般的な情報です。もちろんそういった情報も専門性を高める上で必要な要素です。
ですが、家でネットで検索して得られる情報のみだと、どうしても他の同じジャンルの人たちと記事内容がかぶってしまいますし、オリジナリティが出しづらいです。
簡単に手に入る情報だけをまとめるのなら、それは自分自身が書かなくても良い内容になります。
楽して得られる情報をインプットしているだけでは「根本的な専門性」は高められないかなと。それは自分自身が体験していないからです。なので実体験を積むことが重要です。
AI時代になった今こそ、個人ブログの強みである「経験」をベースに記事を作ることが大切ですね。
ブログで他と差別化するなら経験を積もう
ブログで他と差別化するなら経験を積むのが得策です。
たとえば、転職エージェントに関するサイトを運営するなら、まずは自分が実際にそのエージェントを利用してみる。あるいは脱毛のブログを運営するなら、自身が脱毛を体験してみるとか。
もちろんこういった努力をするのは決して楽な道ではないです。だからこそ、やる人が多くないので、自分が行動すれば割と簡単に差別化はできます。
ブログで専門スキルや実績を公開する
専門性を高めた後はブログで専門スキルや実績を公開しましょう。
専門スキル・実績の公開方法
たとえば、英語ブログを運営するなら、
- 英検1級保有
- 英語専門学校卒業
- 現役の英語講師
- 英語ブログ記事100記事以上執筆
上記のとおり。
僕自身、ITエンジニア向けのサイトを運営していまして、そのサイトでの実例もご紹介しておくと、

- 職業:フリーランスエンジニア
- 保有資格:JavaGold/ITパスポート/SEO検定全級/認定SEOスペシャリスト
- メインスキル:TypeScript(Vue.js)/Java(SpringBoot)
こんな感じで専門スキルや実績を明記します。
明記する箇所は、運営者情報やサイドバー、記事の冒頭とかにいれておけば、読者も目にしやすいかなと。
現時点で専門スキルや実績がないから公開するものがない…そんな時はどうすればいい?
ちなみに、もし現時点で専門スキルや実績がないという方でも、
- 〇〇について四六時中考えるほど好きなオタク
- 〇〇に関する書籍を10冊以上読破
- 〇〇に関する情報を発信。資格取得のために日々勉強中
みたいな感じでは、書けると思います。
たとえその分野で今は初心者だったとしても、そのことについて学ぼうと努力している姿勢をみせるのが大事かなと。
そもそも読者より知識があれば、その時点で自身の方が読者よりもそのジャンルについては先輩になります。なので、自信を持って公開してみてください。
そしてブログ運営と同時並行で専門性も高めつつ、ある程度の経験を積みスキルが身についてきたら、専門性を明記している箇所を最新の情報に更新していきましょう。
専門スキル・実績を公開すべき理由
そもそもなぜ専門スキルや実績を公開するといいかというと、読者に安心して記事を読んでもらうためです。
専門性・実績の公開=信頼性の向上ですね。
たとえば、専門性が何もない人の「効率の良い英語学習方法」よりも、英検1級・TOEIC満点の人が運営する「効率の良い英語学習方法」の方が情報の信頼性が高いですよね。
とはいえ、「副業で月100万達成!」とか、「現役プロサッカー選手」とか、そんなハイレベルな実績じゃなくてもいいです。
少なくとも、「人より詳しい」とか「その分野が好きである」ということを見せられればよいかなと。
最初はインプットを重視する
よく「ブログはアウトプットが大事」という意見があります。SNSとかでトップブロガーがよく発信していますよね。
つまり、とにかく記事を書けということ。もちろんこの意見は間違いではないと思います。
ですが、僕はアウトプットしつつも、インプットも同じくらい大事と考えています。なぜならインプットしないと知識がないため、アウトプットするものがないからです。
当たり前のことなんですけど、意外と見落としがちですよね。だから知識がない状態で記事を書こうとして、「ブログネタがない..」という状態になったりします。(僕もネタ切れで困ったことがあります)
引き出せる情報がないので、アウトプットできるはずないんですよね。
良いアウトプットは大量のインプットから生まれる
ブログで読者にとって価値のある質の高い記事は、執筆者の大量のインプットによるものから生まれます。
なので、まずは自身の脳内データベースに知識をインプットしまくる。そうすれば引き出せるものが増えていきます。
最初はインプット重視→次にアウトプット→さらに引き出しを増やすためにまたインプット→アウトプット
これの繰り返しかなと。
ブログ全体で情報を網羅する
ブログ全体で情報を網羅するのも専門性を高める必須要素です。
理由としては、Googleはサイト全体を評価する傾向にあるからですね。
たとえば、ユーザーがとある記事を読みに来たとします。その記事を読んで次に何か気になる疑問が出てきたとしましょう。そこでユーザーの疑問に答えている関連記事があれば親切ですよね。
関連記事が読まれるとPV数の向上にも繋がります。PV数があがればサイトの滞在時間も向上し、その結果として検索エンジンやユーザーから良い評価をもらいやすいのです。
カテゴリーごとに記事を充実させる
専門性を高めるポイントは、カテゴリーごとに記事を充実させることです。
- 良い例:カテゴリーA(20記事)、カテゴリーB(20記事)、カテゴリーC(30記事)
- 悪い例:カテゴリーA(2記事)、カテゴリーB(20記事)、カテゴリーC(8記事)
上記のイメージですね。
悪い例はカテゴリーAとCが少ないのでブログ全体で専門性が高いとはいえません。
こういった時はカテゴリーの記事数を増やすのが一番いいです。もしくは、今後そのカテゴリーの記事を書く予定がないのであれば、カテゴリーを削除して関連のあるカテゴリーに統一するのも一つの手段です。
たとえば、カテゴリーAを消して、カテゴリーCに統一するというイメージです。
特に雑記ブログを運営している方は、カテゴリーが増えていきやすいので注意が必要です。
内部リンクで繋ぐ
関連する記事を書いた後は必ず内部リンクでつないてみてください。
- パターン1:個別記事Aの中で、個別記事Bをリンクで繋ぐ
- パターン2:まとめ記事Aと、個別記事A・個別記事B・個別記事Cを相互でリンク
こんなイメージですね。
内部リンクで繋ぐことで、Google検索エンジンのロボットである「クローラー」もサイト内を巡回しやすくなるメリットがあります。
もし現時点で内部リンクで繋げそうな記事がある場合、さっそく実践してみてください。
ブログの専門性を高めるメリット2つ

さいごに、ブログの専門性を高めるメリットについて解説しておわりますね。
ここにも大切なことを書いているので、ぜひ読んでみてください!
- Googleが重視するE-E-A-Tのほとんどを満たせる
- オリジナリティが出しやすくなる
Googleが重視するE-E-A-Tのほとんどを満たせる
専門性を高めることで、Googleが重視するE-E-A-Tのほとんどを満たせます。
まず、E-E-A-Tってなにかというと、これはGoogleが重要視している品質評価ガイドラインに掲載されているものです。
- 経験(Experience)
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthiness)
上記の通り。
ここではE-E-A-Tの詳しい説明は省きますので、気になる方はGoogle公式ページの「E-E-A-T と品質評価ガイドラインについて」をみてください。

ブログはE-E-A-Tの全ての項目値が高ければ高いほど、検索エンジンや読者からも評価されやすいです。
そしてこの4つの項目値を高めるには、まずは専門性を高めることがポイントです。なぜなら、専門性を高めることで、他の要素も向上させることができるからですね。
専門性を高めるために行動する→知識や経験が増える→経験を元に記事を書く→記事の信頼性が高まる→記事が読まれる→クチコミが広がる→権威性が上がる
上記のイメージです。
なので、ブログで読者に記事を読んでもらうには、まずは土台となる専門性を高めることが最も重要かなと。
オリジナリティが出しやすくなる
専門性を高めることで、オリジナリティが出しやすくなります。
理由としては、専門性を高める過程で知識や実体験が増えていくので、オリジナルの経験ベースで記事を書けるようになるからです。
今はAIが進化してきています。誰にでもかけるような、ただ情報を並べただけの量産型記事を書いても、SEOでは勝てないかなと。
なぜならAIは膨大な情報をアウトプットできるので、AIが書いた記事は情報量が多いからです。個人ブロガーが情報量のみでAIと勝負しても勝ち目はなしです。
個人ブログの強みは、「オリジナリティ」です。
個人ブログなら、読者が求めている答えを「情報の過不足がなく、独自の経験と客観的データをもとにして」記事を書いていけば、SEOでも評価されやすいかなと。
ブログでオリジナリティを出す方法に関しては、以下記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ブログは専門性が土台となる

経験やスキルが全くない状態からブログの専門性を高める方法はシンプルです。でも、より専門性のレベルを高めようとすると、それは一朝一夕でできるものではありません。
「ブログのためにここまでするの?」と思うかもしれませんが、ブログは立派な事業なので、このくらいやってもいいのではないでしょうか。
この先5年10年とGoogleアップデートに負けにくく、寿命の長いブログをつくるためには、専門性を高めて経験ベースで記事を積み上げていくことがポイントです。
また、記事を読んでもらうには信頼性も必要です。
以下記事で「ブログの信頼性を高める方法」について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。


